友達がクライストチャーチに行って、凄くキレイな街でまた行きたい!って言ってたけど、実はクライストチャーチの事をよく知らないんだよね。という人のために、クライストチャーチの情報を整理しました。実際に行った時の感想も交えていきたいと思います。
クライストチャーチは、ニュージーランド南島の自然と文化が見事に融合した魅力的な場所です。この街は「ガーデンシティ」という愛称を持ち、緑豊かな公園や美しい庭園が点在しています。訪れる人々にリラックスした時間を提供し、その特有の魅力を楽しむことができます。
クライストチャーチは自然美だけでなく、歴史や文化、そして街の再建にかける情熱にもあふれています。今回の旅行では、この街の素晴らしさを存分に堪能しました。この記事では、クライストチャーチを深く知り、その見どころや楽しむポイントをご紹介します。
クライストチャーチを知る
ニュージーランド南島最大の都市であるクライストチャーチは、経済、教育、文化の中心地でもあります。人口約40万人のこの街は、イギリス風のかわいらしい街並みとモダンな建築が共存し、訪れる人々にさまざまな魅力を発信しています。クライストチャーチという名前は、イギリスのオックスフォード大学のクライストチャーチ・カレッジに由来しており、その影響が街のいたるところに見られます。
この街の最大の特徴は、広大な自然環境です。中心部には美しい公園やエイボン川が流れ、散策やサイクリングを楽しむことが出来ます。また、2011年の大地震の影響を受けて多くの建物が倒壊しましたが、その後の復興作業を経て、新たな生命が吹き込まれました。震災の記憶を大切にしながらも、再生への努力が街全体に感じられます。
クライストチャーチのアクセス
私はテカポ湖からクライストチャーチへのバスで向かいました。テカポ湖からクライストチャーチへはバスで約4時間半程度です。ニュージーランドならではの美しい景色を楽しみながら移動することができます。移動中に広がる牧場や山々の風景を満喫できます。クライストチャーチ国際空港は、国内外の主要都市からのアクセスも良好で、観光の拠点として最適です。
おすすめ観光地10選
クライストチャーチには魅力的な観光スポットが数多くあります。ここでは、厳選した観光地を10カ所ご紹介します。
クライストチャーチ大聖堂
2011年の地震で大きな被害を受けたクライストチャーチ大聖堂は、現在も復興作業が続いています。2027年に完成予定とのことです。私が行ったときは大きく崩れていて手つかずの状態でした。崩壊した部分はそのまま保存されており、震災の記憶と街の再建への決意を感じることができます。隣接するカテドラルスクエアには、復興の象徴としてかわいらしい金属製のモニュメントが立っています。大道芸の方がパフォーマンスをするなど市民の憩いの場にもなっているようでした。
カンタベリー博物館
カンタベリー博物館は、ニュージーランドの歴史や文化を学ぶことができる場所です。南極探検の展示やマオリ文化の紹介など、内容が充実しており、大人も子供も楽しむことが出来ます。スタッフの中には日本語を話せるかたもいて、簡単な事でしたら答えてくれました。また、博物館の隣にはハグレー公園が広がり、のんびりとした時間を過ごせます。
ハグレー公園
広大なハグレー公園は、ニュージーランドの自然美を存分に楽しむことが出来る場所です。美しい庭園や池があり、散歩やピクニックに最適です。特に春には花々が咲き誇り、かわいらしい風景が広がります。休日はこちらを散歩するだけでもリフレッシュすることが出来そうです。
カードボード・カセドラル
日本人建築家・坂茂氏が設計した「紙の教会」として知られるユニークな建築があります。この建物は環境に配慮されており、クライストチャーチの復興の象徴として多くの人々に愛されています。内部は静かで落ち着いた雰囲気があり、訪れるだけで心が癒されます。
国際南極センター
南極探検の歴史や科学を学ぶことができる体験型施設です。南極の寒さを体感できる冷凍庫や探検車のシミュレーションがあり、大人も子供も楽しむことができます。ニュージーランドの南極への貢献を深く理解する良い機会です。ちなみに、私はこちらに行ってないのですが、次回クライストチャーチに行く時には必ず足を運びたいですね。
トラム・レストラン
レトロなトラムに乗ってクライストチャーチの街を巡ることが出来ます。1954年までは市民の重要な交通機関でしたが、現在は観光用として1995年に復活しました。2011年の地震で一時運転を見合わせていましたが、2013年11月に再開したそうです。乗車券は大人$25で一日乗り放題券となっています。15歳以下は大人がいれば無料なのもうれしいですね。乗り放題券なので歩き回って疲れたら座って移動する手段としても利用可能です。
夜になればトラム内で美味しい料理を楽しむ「トラム・レストラン」になり、こちらも人気です。私はこちらに乗りました。私が行ったときは1月で白夜だったので、夕暮れのような明るさの中をトラムで行ったり来たり、ワインを片手になんて優雅で贅沢な時間なんだろうと感じた時でした。
エイボン川をパンティング
エイボン川でのパンティング(手漕ぎボート)は、クライストチャーチの自然美を楽しむのに最適です。船頭さんがボートを漕いでくれるので、リラックスしながら景色を堪能できます。川沿いにはかわいらしい植物が並び、心地よい時間を過ごせます。船に乗るタイミングになると船頭さんが乗船するように促してくれるのですが、かなり緩めに案内されます。なので、少し様子を見て一番前や一番後ろを陣取ることも可能です。おすすめは一番後ろです。他の席と異なり一段高くなっているので景色が良いからです。
クライストチャーチ植物園
この植物園は四季折々の花や植物を楽しむことができる場所です。特に春と夏には、鮮やかな花々が咲き誇り、かわいらしい風景が広がります。のんびりと散策するだけで癒される場所です。私が行ったときは開けた場所で大道芸の方が芸をしていました。ただ、大道芸の方が日本人の方だったので、私たちが日本人であることがすぐに分かったようです。そのため、途中で切り上げようとした時に呼び止められたのをよく覚えています。
ニュー・リージェント・ストリート
ニュー・リージェント・ストリートは、かわいらしい街並みが特徴のショッピングエリアです。カフェやショップが立ち並び、リラックスしながら買い物やお茶を楽しむことが出来ます。歩くだけでも楽しい気分になります。
クライストチャーチゴンドラ
クライストチャーチ郊外にあるゴンドラは、美しい景色を一望するのに最適なスポットです。山頂からは街や港、ニュージーランド特有の自然を一望でき、感動的な体験が出来ます。
まとめ
クライストチャーチは、ニュージーランドを訪れる際に外せない魅力的な街です。自然、歴史、文化が調和し、美しい風景やユニークな体験を楽しむことが出来ます。トラムやパンティングでリラックスした時間を過ごしながら、街の魅力を存分に堪能してください。クライストチャーチでの旅が、きっと忘れられない思い出となるでしょう。
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